

なんとなく、本当になんとなくお腹が膨らんでる?という異変に気付いてから日に日に増える体重…
0.5g/日といっても過言じゃないくらいの恐ろしいスピードでお腹が大きくなり、(通常47gの体重が1ヶ月しないうちに57g)
そしてあっという間にステージ4のターミナル。
もっちぃ

1ヶ月も経たないうちに大好きなもっちぃが待つ虹の橋に
ぽぽろ


9月16日に入院し、穿刺して少量の腹水を抜いたぽぽろ
その日はさすがにへこたれていた様ですが、その後は自分でもご飯を食べているけれど、
確実に薬を飲ませるため日に2回強制給餌をし
酸素投与をして、入院時より呼吸は落ちついているとのことでした。
17日 入院2日目 朝の体重49.5g O2投与 強制給餌1回/日&点滴注射 すみっこでいじけてる様子
18日 入院3日目 朝の体重51g O2投与 強制給餌1回/日&点滴注射 嘔吐あり 呼吸は安定
19日 入院4日目 朝の体重51g O2投与 嘔吐の形跡なし
20日 入院5日目 朝の体重51g お腹の大きさ変わらず この日から利尿剤変更 元気あり
21日 入院6日目 朝の体重52g 薬を変えたがお腹は変わらず(良くも悪くもなく)横ばい状態
体重増加が気になったが「元気あり」とのことで、電話を切ったあと無性に会いたくなり 「明日面会の予約を取ろう!」と思う。
翌朝
22日9時 息を引き取ったと入電あり(恐らく未明)
12歳5ヶ月23日の鳥生でした。

あまりにも不意な訃報に心だけ置いてきぼりだけど
夜、お迎えに行きインチョー先生に詳しくお話を伺ってきました。
インチョー先生の第一声は
「んー、まぁそうですね、結論から言うとまだ診断は付いてないです。」からお話は始まりました。
インチョー先生のご説明:
「腹水の原因としは、一番はやっぱり肝臓ですよね。
おそらく腫瘍からきているものと思うんですが、お腹を開けて見ると肝臓がボコボコになっていて‥‥
サザナミさんだしやっぱりリンパ腫の可能性あるのかなぁって感じかなぁ…。
腹水を抜いた段階でもその腹水の中にもちょっとリンパ腫の細胞っぽいものがあったので。
でもこればっかりはもう病理組織検査しないとわからないので肝臓の細胞を1部取らさせてもらって、病理の方に出そうと思っています。というのは感染性のものでも肝臓がボコボコになっちゃうことがあるんで。
その場合はちょっと他の子や人にも感染することもあるので‥‥
もし腫瘍ということであれば、ある程度… 遺伝的なものなのかなぁーと思うんですが、まだサザナミさんのリンパ腫が遺伝で起きてくるのかウィルスで起きてくるのかはっきりつきとめられていないんですよね。」とのこと。
リンパ腫…
6年前、るるぶぅ

やはり鳥友さんの大切なサザナミさんも罹患…
その話をすると
インチョー:「そうなんだよね。多いねー。 だからその可能性(遺伝)はあるかなぁ。」と。
急激に腹水が溜まったので、癌性なのかと感じていたと話すと
インチョー:「あとは肝不全とかあれば当然腹水もでるし、ダブルで来ちゃってっていう可能性もあったかなぁ。 腹水を取っていこうとしてたんですけど、最後はもう力尽きちゃったのかなぁ。」
わたし:「昨日までそんな感じじゃなく元気だったんですよね?」
インチョー:「力尽きたという言い方したんですけど、体力的なものが尽きたというより、例えば腫瘍がどっか飛んでて、循環の方の機能をおとしちゃったのかなぁと思いますね。」
わたし:「もう本当にあれよあれよという間にお腹が大きくなって‥‥」
インチョー:「そうだねぇ。門脈圧ですね。腫瘤がやっぱり大きくなってきてしまってて、また肝臓があんなにボコボコになってるってことは、どうしても門脈圧亢進症になって、そうするとわぁっと水がお腹の方に流れ出てきてしまう。
それをコントロール出来ればまた話は違ってきたんですけど、コントロール出来なかったなぁ‥‥。」
わたし:「前日まで元気だったのに、死因は何だったのでしょう…」
インチョー:「循環の障害かな。心臓ほうかなと。呼吸も苦しい状態だったし、心臓の方に負担がかかってっていたことかなぁ。
あとは腫瘍細胞が、大事な臓器のあっちこっちに伝染って、そこで機能をダウンさせてっていうことはあり得るよね。
本来だったら血液検査とかして内臓の状態を確かめるっていう方法が良いんでしょうけど、ちょっとそれが出来る状態じゃなかったので。なので正確にはわからないですけど。
それと、やっぱり腹水が溜まって凄い痩せちゃってたので。悪液質っていうんですけども。栄養が腫瘍に持っていかれてしまって‥‥。そういうところもあったのかなぁ。
んーでも亡くなったとき、今もそうですけど血色が決して悪いわけじゃないし食欲もあったので、この子の場合そこまで弱り切ってっていうこともなく‥‥ポンっと‥‥ 心臓っていう感じがしますね。」
結局、サザナミインコはリンパ腫に罹患しやすい種であるということは
5羽中2羽が罹患したことで痛感したけれど、
じゃぁ「助けるために早期発見する方法はないのか」と悶々としていると
その難しさについてインチョー先生が説明してくださいました。
インチョー:「体表の腫瘍とかであれば、早々に摘出して‥‥。ということなのですが、
もしリンパ腫だったらという前提で話をすると、リンパ腫の診断の方法というのがあるんですが、
リンパ腫の生前診断っていうのは、それこそ昔、一切日本で誰もやってなくて、るるぶちゃんから日本で(インチョー先生が)はじめて生前診断をしたのだけど…。
その時見つけた方法というのは血液検査をしてその血液の中にリンパ腫の細胞が出ているというパターンがあって、その時にはリンパ腫と診断するんですけど…、でも結構でてないことが多いんですよね。
この子も亡くなって病理やってるときに病理検査で血液取ってそれを見てみたんだけど、異形リンパ球はでてないんだよね。
だから血液検査をやっても、この子に関してはそれは発覚しなかったと。
ただエコー上で腫瘤のようなものが見えていたんで、それが腫瘍の本体だろうと思ってたんだけど、それもお腹をあけてそれを切り取って病理検査やらないとリンパ腫かどうかよくわからない。だけどお腹を開けるのが負担になる…。
んーー、麻酔かけてお腹開けて‥‥っていうのが、この子に出来たのか?っていうと出来なかったと思います。」と説明してくださいました。
そして数日後、病理組織検査結果報告が届きました。

悪性リンパ腫(Malignant lymphoma)
概要:
悪性リンパ腫と考えられる円形細胞腫瘍が認められました。
検索組織全体に及んで、小型腫瘍細胞が特定の配列をとらずにびまん性単調に増殖しており、肝組織の大部分が置換・破壊されています。増殖する細胞は、核小体明瞭・クロマチン豊富でやや歪な円形不正核と少量の細胞質を有する、細胞境界明瞭なリンパ球様、あるいは芽球様の腫瘍組織です。なお、腫瘍細胞の核は偽好酸球と同程度かやや大きめで、標本上では核分裂像は目立ちませんが、核の異形性は比較的明瞭であり、強い浸潤性も示唆され、悪性度が高いタイプの悪性リンパ腫と考えられます。
-----------------------------------------------------
悪性リンパ腫とは血液がん(造血器腫瘍)の1つで、白血球の中のリンパ球ががん化したものです。
人間の場合ですと、リンパ球には、B細胞、T細胞、NK細胞などの種類があり、これらががん化して無制限に増殖することで発症します。
悪性リンパ腫が発生する部位は、リンパ系組織とリンパ外臓器(節外臓器)の2つに大きく分けられるそうです。
リンパ系組織は、細菌やウイルスなどの病原体を排除する機能がある免疫システムの一部で、リンパ節をつなぐリンパ管やその中を流れるリンパ液、胸腺、脾臓などの組織や臓器です。
リンパ外臓器(節外臓器)は、胃、腸管、甲状腺、骨髄、肺、肝臓、皮膚などです。
リンパ系の組織や臓器は全身にあるため、悪性リンパ腫は全身の部位で発生する可能性があるということです。
<参考・引用:大同病院ホームページ https://daidohp.or.jp/cancer/therapies-list/7-1lymphoma/>
るるぶぅの時は、リンパ系組織で発生したため(恐らく脾臓)血液検査で異形リンパ球を発見出来、
6歳という若さだったので血液検査にも堪えられ、99回の抗がん剤治療で1年延命出来たけれど
ぽぽろの場合はベビーフェイスだけど12歳というご高齢。
サザナミさんは12歳頃から亡くなるケースが極めて多いそうです(インチョー先生談)
7月にお腹を壊し抗生剤で治療したので自己免疫力も弱ってるところへ
羽鞘だらけの換羽期だったところへ台風やら猛暑…
いろいろな要因が重なって免疫システムの異常が起こって
リンパ外臓器の肝臓で発生した…ということでしょうかねぇ。
14年間、5羽のサザナミインコを育ててきました。
その内3羽ががん(腺癌1羽,悪性リンパ腫2羽)に罹患しました。
サザナミインコはリンパ腫が多い…
これも事実のようです。
人間のように放射線治療が出来ない以上寛解は難しいでしょう。
いかに免疫力を高めるように育てるか…
結局、これに尽きると思います。
今回ふたつの有名な小鳥の病院を受診して
終末期をとりまく倫理感の違いもはっきり感じました。
でも、どちらの病院も小鳥と飼い主のために真摯に対応してくださり
本当に素晴らしい病院だと思います。
治らない病なら、最期まで自宅で寄り添って
そして手の中で逝かせてあげたい…
そう思いつつ、
いつも少しでも楽にしてあげたい、助けたいと思ってしまって
気がつくと結果的に病院で逝かせてしまう… ヘタレな飼い主
笑顔で見送る勇気が持てるようになるまで、
次のお迎えは封印しようと思います。
それまでは皆さんのリトルバードさん達の画像で
ニマニマ癒やしてもらおうと思っています✨️
匂いが嗅げないのが残念ですが…
皆さんと皆さんのリトルバードさんたちに、
いっぱいのしあわせがありますように…
ありがとうございました♥️
11月9日 誤嚥性肺炎で旅立った初代サザナミインコのぴゅーの命日に記

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Twitterのほうではご報告しておりましたが…
ぽぽろ

もっちぃを追っかけるように
本当に駆け足で虹の橋に旅立ちました…😭
そのお話は次回詳しく書くことにーーー
今日、29日はもっちぃ

2ヶ月前の8月に虹の橋に旅立ったもっちぃ
そして今日は 丁度もっちぃ達の急激な異変に??な頃、
受験申込をした(人間の↓)
『終末期ケア専門士』の試験日でした。
悪性新生物(悪性腫瘍)による死因が第1位の現代。
そうなると終末期の勉強も当然ながら
緩和ケアや悪性腫瘍のことがメインになるわけで…💦
Twiterでもつぶやきましたが、今回ほどキツイ試験勉強はなかった…
なぜなら、もっちぃの身体は悪性腫瘍におかされていたからなのです。
理解が深まるほど、もっちぃがどれだけ堪えていたのか…😢
本当に凄い鳥さんでした。
もっちぃの《病理診断報告書》です。
診断:腺がん
病変分類:悪性腫瘍
顕微鏡所見からのコメント:
クロアカ背側が原発と考えられる腫瘍性病変が確認されました。
やや多彩な細胞形態、組織像が見られましたが、卵管組織と連続するような所見や管腔形成が認められることからは卵管由来の腺がんと考えられます。
しばしば脈管侵襲像が確認されており、肝臓にも転移病変が認められており、脾臓と思われる組織には組織全体に腫瘍が認められました。悪性度の高い腫瘍と考えられます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
腺がんとは、体中の様々な腺という柔毛上の分泌腺にできてしまうガンということなので、
だから「卵管由来の腺がん」なんでしょうね。
それが悪性腫瘍の特徴である自立性増殖をし、
肝臓や脾臓に浸潤と転移をし、
悪液質でガリガリに痩せてしまった…
というシナリオでしょうか。
主治医も仰っていたように、『本当によく頑張った』と思います。
昨年末頃からなんとなく具合悪そうでしたから…
でももっちぃがここまで頑張れたのも、
もしかしたらぽぽろがいたからかもしれないですね。

でも、今回入院して面会に行った日、プラケの中で閉眼していたのに
呼びかけたらぱっちり目を開けて…
私が帰ったあとも、目をキラッキラさせて元気にハッスルしてたんですって✨️
(その翌々日、息を引き取りましたが…)
そんな話を聞くと、わたしのためにも頑張ってくれてたのかな…

甘えるのが下手で、ツンデレちゃんだったけど、
そんな不器用さがメチャメチャかわいかったなぁ。
過去形にしたくないけど、過去なのよね…

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でもね、その日まで命がもつか‥‥と思っていたくらい
あっという間に症状が悪化していたので、
へっぽこ飼い主的には逆に入院で光が‥‥✨️ という感じ。心配だけど‥‥

簡易酸素室に入れて病院出発直前‥‥今生の別れのつもりで撮影
実は怒濤の8月のちょうどもっちぃの異変に気付いた頃、ぽぽろの体重の変化にも???で
もっちぃが入院した翌日(21日)に、急遽ぽぽろも病院へ連れて行ったのです。
っというのは、もっちぃは毎日完食しているのに体重は減る一方でガリガリ。
逆にぽぽろは残す日もあるのに体重が増える一方でガリガリ。

なんとなく、微かにお腹が膨れている様な気がしたので、
もしもタマゴ詰まりだったら大変だ!!と思い診察を受けました。
「タマゴは大丈夫! んー、(発情制御のため)ダイエットするように」
ということで、安心して帰ってきたのですが、
ぽぽろを見ていると、やっぱりなにか違和感が‥‥。
再度診て頂くのもなんかいちゃもん付けるみたいで失礼かなぁと思い、
セカンドオピニオンにもなるからと、お隣の県にある小鳥専門病院を予約。
初診で担当医が決まると言うことだったので院長先生をご指名したらなんと2週間先の
9月10日予約となりました💦
でもまぁ、そんなに緊急性ないだろうと思っていたので予約。
と こ ろ が💦💦💦
日々増えていくぽぽろの体重‥‥
だけどキールスコアは2ぐらい
そうこうしているうちに、また少し下腹部が大きくなって💦💦
タマゴじゃないなら何よ?!💦
もっちぃが息を引き取った翌日の8月30日
亡骸の引き取りの際、やっぱりぽぽろが心配で
9月10日まで待ってられない!と
ぽぽろも一緒に連れて行き、再度診て頂きました。
明らかに前回よりお腹が大きくなっていたのですが、
触診では脂肪か腫瘍か‥‥という微妙なレベルらしいのです。
「レントゲンか、エコーか‥‥ んーとりあえずレントゲン撮ってみましょう!」ということで
撮影して頂くと、お腹の中に真っ白い塊が!
「腫瘍ですね。 生殖器系かなぁ‥‥。
外科的治療は浸潤している可能性もあり、取り切れない場合もあり、
リスクも高いのでそれは難しいけれど、良く効くお薬もあるので。
エコーも撮った方がいいけど‥‥
(グッタリしたぽぽろを見て)
今日はショボンとしちゃってるから止めた方がイイね。来週撮りましょう」と。
ほらねぇ〜〜〜〜〜〜〜〜 だから言ったじゃぁん!!と
心の中でつぶやいてたのはひみつ💦
お薬を頂いて帰ってきたのですが‥‥
苦くないけど苦い匂いのする薬(消化薬らしい)で敏感なぽぽろさん
全く飲んでくれない!!
病院に相談すると、希釈したものから徐々に慣らして‥‥ということで
頑張ったものの、慣れた頃には次の診察日。
9月6日 エコーを撮りました。
お腹の膨らみは、やはり腫瘍と少量の腹水とのこと。
そしてリンパ腫の可能性もあるので、
来週血液検査をしましょうと。
お薬を飲みやすく変更していただき、9月16日に予約を取り
帰宅いたしました。

さて、9月10日に隣県の病院予約をどうしましょう‥‥
そろそろキャンセルしないとなぁと思いつつぽぽろを見つめる‥‥
元気でよく食べ、お薬もしっかり飲んでくれているのにガリガリで
相変わらず体重は右肩上がり。
よほどお腹をあっぱくしているのでしょう。
あんなに「特技 タメ糞」だったのに、セキセイさん並の小さなウンチ
お薬飲んでいるのに日に日に大きくなる下腹部😭
リンパ種の可能性‥‥
過去に約1年、抗がん剤治療で頑張ってくれたるるぶぅを思い出します。

9月9日頃にはだんだんとしんどそうな表情を見せることも。
もう腫瘍だとわかって検査はじめているし、
こんな状態で隣の県まで診察に連れて行っていいものか‥‥
キャンセルしようか‥‥と悩みました。
鳥友さん達と緊急カンファレンスw
「せっかく取れた予約だし、やはりいろいろな見解を聞いてみたいよね」ということで
思い切って連れて行きました。 ごめん!!主治医!!
隣の県の小鳥専門病院は、診察室が複数あり、
マイク放送で「○○さん、第○診察室にお越しください」と
待合室にアナウンスが流れ
まるで人間の大学病院のような雰囲気で。
診察室内も整然としていて先生のご説明も聞き取りやすい環境で
レントゲン後のぽぽろも、ショボンとすることなく元気だったのですが‥‥

頂いたご意見は主治医より厳しいお話でした。
日に日にお腹が大きくなってるってことは栄養が腫瘍に行ってるとのことで、
一気に増殖したのだろうと。 今更血液検査をする必要性に疑問。
既に呼吸器も圧迫していてもちろんオペは勧められず、
薬(ステロイド)が効けば腫瘍が小さくなる可能性はあるが
ステロイド薬が効かなければ打つ手はない。
飛ばすことは厳禁。 寄り添うことはOKという終末期ケアなご判断でした。
今飲んでる薬にステロイドが入っているかどうかわからないため
「どうしますか」と聞かれ、ステロイドの副作用の説明も聞いた上で
猶予ない!と判断してお薬貰って帰って来ました。
体重が減ること(腫瘍が小さくなること)を期待して投薬したのですが‥‥

投薬3日後頃、朝の体重54.8gと減るどころか増える一方で
ぽぽろの覇気がなくなっていきました‥‥

呼吸も苦しそうになり、急遽在宅酸素をレンタル💦

処方されたお薬は全く効かないどころかだんだんぽぽろの元気がなくなってきたし、
テールボビングしてるし、本人の薬水を飲む量が一気に減った時点で、
「ステロイドは効くけど一気に体調崩す場合もある」と言っていた友人達の話を思い出し、
効かないのに劇薬飲ませる意味なし!と判断
さすがに毎日0.9gずつ体重が増えるのは腫瘍じゃなく腹水なのでは?と。
主治医がエコーの段階で腫瘍と少量の腹水だと言ってたから、
何かしら腹水の薬(利尿剤ははいっているんじゃないだろうか)と思い直し
元の薬に戻しました。
実質3日はプレドニゾロン飲ませちゃったけど‥‥😭

ステロイド断薬決意したときのお腹 9月14日朝
少しずつ、目力は戻ってきた感じでしたがお腹が呼吸器をかなり圧迫しているのでしょう。
酸素を入れていても呼吸が苦しそうで、夜もあまり寝られていない感じでした。
こうやって衰弱死していくのかな‥‥😭
おそらく在宅では酸素レンタルと投薬と♥️以外は出来ることはないでしょう。
QOL優先で在宅で看取るにしても、緩和ケアはしてあげたい。
2日後の9月16日、本来なら血液検査の予約の日、
移動自体も厳しい状況でしたがそういう思いから
簡易酸素室に入れて主治医の元へ‥‥
主治医の第一声!
「ステロイド使っちゃダメだよ−
○○さん(へっぽこ飼い主の苗字)にじゃなく、そう診断した相手に腹が立つ!」
なんだか主治医の鳥愛に心打たれました。
そして再度エコー検査をしながら
「レントゲンじゃ腹水も腫瘍も関係なくただ真っ白に映るから
その判断のためにエコーで診ないと。」と。

黒い部分が腹水
もちろん腹水の原因は癌性腹膜炎かもしれません。
でもまず、ぽぽろの呼吸を楽にしてあげたいという思いから
腹水を減らすために穿刺治療と利尿剤治療をするために入院することになりました。
そして早速入院した16日に穿刺して1.5cc〜2ccくらい腹水を抜いたとのことでした。
自分でもご飯を食べているが、確実に薬を飲ませるため少量強制給餌をし
酸素投与をして、入院時より呼吸は落ちついているとのことでした。
17日 朝の体重49.5g O2投与 強制給餌1回/日&点滴注射 すみっこでいじけてる様子
18日 朝の体重51g O2投与 強制給餌1回/日&点滴注射 嘔吐あり 呼吸は安定
19日 入院4日目の今日、朝の体重51g O2投与 嘔吐の形跡なし
自分からも食べているが投薬もあるため朝夕2回の強制給餌と点滴
呼吸苦なく、落ちついているとのことでした。

9月16日朝 ステロイドを止めて目力少し戻ってきたぽぽろ
ぽぽたぁぁん、早く元気になって帰っておいで〜〜〜〜
小鳥の気配のない部屋は寂しいよぉぉぉ

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もっちぃをお迎えしたときの記事でした。
今から13年前、東京王子にあった「ドキドキペットくん」というショップでブリードされた子で、
やはりその当時鳥友まぁこちゃんがお迎えしたえりちんの「エビフライしっぽ」に触発されてお迎えした子でした。

そう、今の素晴らしい鳥友さん達との
ご縁を結んでくれた子です。
ヒナの健診の時に不整脈を指摘され、
そしてなんと!PBFD陽性、マイコ陽性で、
陰転するまで5ヶ月間、隔離飼育されていたという過去を持つ子。
それでも元気に、たくましく、何度もダイエットを言い渡されるくらい
我が家のサザナミの中で一番の不思議ちゃんで、
ちょっとガブリエルだったけど、可愛いもっちぃ

2022年8月29日 午前9時 病院にて息を引き取りました。
13歳3ヶ月10日の鳥生でした。
サザナミはブームになってからちょうど12年くらいになり比較的新しい種のため
老鳥として、病院でも謎が多いと言われています。
自分自身も知りたいし、今後のサザナミさん達の診断のお役に立てれば‥‥という思いもあり
病理解剖をお願いいたしました。
息を引き取った翌日、お迎えに行ってきました。
インチョー先生、もっちぃの頭を撫でながら
「んー、頑張ってくれました。」と。
インチョー
「お腹を開けさせて貰って、えー、んーそうだね、ソートー(相当)がんばってくれたなっていう感じですね。」
私
「ひどかったですか」
インチョー
「んー 開けて見た様子では 苦しかったんだなぁって思いますね」
私
「やっぱり直接の原因は急性膵炎ですか」
インチョー
「そうですね。 ただ、急性膵炎が起きる何が原因なのかということは今回病理の方でも明らかにならなかった‥‥。
もうお腹の中がグチャグチャな状態になって‥‥」
私
「腐ってる?」
インチョー
「腐ってるって言うかボコボコの状態になってて、それが例えばね卵墜っていってタマゴの材料によって‥‥
膵臓ってお腹の一番下側からでてるのだけど腹膜についているのでタマゴとかあると重みで下がってくるからそこで炎症を起こすので、そういうことかもしれないし‥‥(院内の小鳥の鳴き声で大事なところが聞き取れず💦)
それ以外にも卵巣とか卵管とかも腹膜についているので腫瘍性の膵炎かもしれないし‥‥。 結局どれが原因か。
んーもうボロンボロンになってしまってて‥‥。
でもね‥‥。 なんとか頑張ってご自宅に帰してあげたかった‥‥。」
私
「激やせに気づいたのにコロナで、直ぐに連れてこれなくて‥‥」
インチョー
「どんなに早く気づいても厳しかったんじゃないかなって思いますね‥‥。
あとは組織検査(外部)をしてみて原因がわかるか‥‥ですね‥‥」
っということでしたので、組織検査をお願いいたしました。
本当にタラレバですが、あのバタバタ発作は
てんかんではなく、膵臓の痛みだったのかもしれないですね‥‥
もちろん初めはてんかんだったのでしょうけど‥‥
毎日の飲水量やペレット摂取量、体重、換羽などのメモをつけているのですが、
記録を見ると4月末からちょこちょこと体調不良のメモ書きが目立つようになり、
7月は毎日何度も発作がありました。
それでも頑張ってご飯を食べ、ケージを開けると一目散によじ登って顔を出す姿が忘れられません。

そんなにカラダの中は凄い状態だったのに、面会に行ったときも「もっちぃ」って呼んだら
一瞬目を開けてくれて‥‥
そして私が帰った後、ちょっと啼いてハッスルしてたと看護師さんが話してくれました。
本当に凄い子‥‥

食べるのが大好きで‥‥

不思議ちゃんで‥‥

↑脚に注目
軽やかな謎ステップをしていたのに
この12日後に逝ってしまうとは‥‥
食べるのが大好きだったから、ハリソン1袋と一緒に荼毘に‥‥
今頃は大好きだったぴのさまと虹の橋で再会して喜んでいるのでは‥‥
今まで小鳥の声が賑やかだったのは全部もっちぃだったんだ‥‥ と
静まりかえった部屋でションボリしていると、大好きな大好きな鳥友さん達からお花が癒やしてくれました。

まぁこちゃんからもっちぃ骨壺とイメージそっくりの可愛いインコのアレンジが‥‥

さこさんからはこれまたもっちぃが愛したぴのさまそっくりの可愛い小鳥が入ったプリザードフラワーが‥‥
そして影でいつも支えてくれてるジェミーちゃんやカールさんやみみすけさん‥‥
Twitterで支えてくれている皆さん と繋いでくれた もっちぃ
本当に 本当にありがとう‥‥

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が‥‥
毎年恒例の記念撮影中も落ち着かないと思っていたら、軽い発作を‥‥
この日は午前中、隔月の再診日だったので病院へ。
ちょっと4月頃から軽い発作みたいなバタバタ症状が週2くらいになっていまして
5月10日頃からなんか右脚の脚力も弱くなってきていて
「お薬、ちょっと強くしますよ」ということで帰宅いたしました。
この頃からなんとなくしんどそうにしている日があって、
でも発作のせいだとばかり思ってたんですよね‥‥
7月になって、ちょっとしんどそうにしている姿を頻繁に見せるようになり、
発作も6月末頃から日に数回起きるようになったので、7月16日の隔月再診日に
「発作が頻回になったので、まずそれを落ちつかせるために2週間強い薬で集中治療します」とインチョー先生。
ちょっと肩で呼吸するような状態も多かったので酸素のレンタルをしたほうがいいか尋ねると
「まだしなくても良い」とのことでした。
でも帰宅するとお疲れなのかしんどそう‥‥😢
そして強いお薬を投薬した翌日、夜勤明けで帰ってくると全くご飯も食べずに膨らんでじぃぃっとしてるじゃないですか!!

7月16日撮影
心臓バクバクで、こりゃヤバいと薬をいつものものに戻し、
止まり木の餌入れまで行ける状態ではなかったので、床置きの餌入れにしたら
暫くたって落ちつくとご飯を食べるように。
その日は休診日だったので、翌日病院に電話して、薬を続けた方が良いか確認すると
弱い方に戻すことに。
でも強い薬が気付け薬になったかのように、弱ってた脚もしっかりとして
相変わらず毎日のようにブルブル発作は続いていたのですが
その後なんだか元気になったように見えたのですよ。

7月29日撮影
忙しい時に大変なことが重なるもんで‥‥
副業先の老人介護施設がクラスターになり(なんと入居者が持ち込んだ!)
スタッフ3名にも感染し、助けて欲しいと急遽夜勤3連日の初日の夜勤明け(15日)、
帰って来て体重測ると45.9g
えっ?? 床置きのご飯を全く食べていない💦
なんか胸筋も落ちてない?
でも私の顔を見ると、今までよじ登れなかった止まり木に普通によじ登って、
脚が弱る前まで餌を置いておいたところのほうを気にするようになってたのでそっちに入れてみると‥‥
食べるじゃん!!
もしかして両目白内障になってる感じだから見えなくて食べなかった?と
おバカな飼い主は勝手に解釈する。。。

8月2日撮影 こんな感じで両目白内障
薬水だからどっちに水を置いたらいいんだぁ〜〜って悩みつつ
とりあえず止まり木のほうの餌入れのほうにも少し餌入れて翌日夜勤入って帰って来たら
止まり木のほうは空に。床の方は殆ど食べてない‥‥。
そして体重は46.6gだけど、ウンコしたら46g💦
でも食欲旺盛‥‥だけど竜骨突起がカミソリ状態😱
ヤバいぞ!だけど夜勤明けは車の運転出来ないし、こんな状態で猛暑の中電車も危険だし、
そもそもアタシ、濃厚接触者だし😭😭😭
三連最後の夜勤明け、ご飯を5.4g食べてるのに
体重は増えるどころか44.6g
だけどガッツリ食べるから夜は49.7g
20日、Amazonで取り寄せた抗原検査で陰性確認し、いざ病院へ!
体重43.6g‥‥
そしてプラケの中のもっちぃを取りだした途端インチョー先生、
「 うわぁ、いったかぁ!!! いきましたかぁぁ!!
膵臓いったかぁぁ!! 」 と叫ばれる💦
その後顕微鏡に写った便を見せながら「ほら、全く消化されてないでしょ?」と。
「いま体重が43.6gだけど、お腹が少し腫れてるから実際は41gぐらいだね。
おそらく急性膵炎でしょう。
栄養失調な状態なので入院ですね。
この先、多臓器不全で危険な状態になる可能性もあります。
心疾患があり高齢のため、とても検査に堪えられる状態ではないので、あくまでも推測で‥‥
わたしの勘による治療になりますが」と😭😭😭😭
でも、インチョー先生はそんじょそこらの獣医さんとは経験値が違うので「信頼しております」とお願いいたしました。

8月20日撮影
どんなに食べても消化酵素が出てないから全く身にならない。
あんなに食べることが好きで散々ダイエットを言い渡されてたもっちぃが栄養失調‥‥
もしかしたら、2016年からてんかん治療でずぅぅぅっと投薬中だったので、
そういったことも関係しているのかもしれないけど、13歳という高齢。
おそらく老い先短い命‥‥
そんな中、一体どうしてあげるのがもっちぃのしあわせなのか‥‥
なんともやるせない気持ちになります。
入院(20日)〜22日頃までは自力で食事もして啼いていたそうですが、
23日 朝の体重49g 朝から全く食べず、強制給餌3回/日と点滴。嘔吐もあり。
24日 朝の体重52g 自力で食事あり。
25日 朝の体重53g 目をつむってしんどそう。強制給餌4回/日と点滴。 体重増えているがお腹が腫れている。
26日 朝の体重52g 肩で息をしていてしんどそうなので酸素投入。 強制給餌4回/日と点滴。
そして27日の今日。面会に行ってきました!

8月27日撮影
お腹の腫れは肝臓が腫れてるとか、そういうことなのか聞いてみると
インチョー:
「お腹の腫れについてはスタッフはすごく心配しているけど未消化だとこんなもんかな‥‥。」
ちゃんと自分で食べるんだぞってもっちぃに話しかけていると
インチョー:
「フル給餌してるからお腹一杯で自分からは食べないですよ。😊
絶食させて内臓を休ませるという方法もあるのだけどこの子にはそこまで体力残っていないので。
まずは体力回復のため強制給餌しています。
膵臓の機能が回復してくると体重がグンと上がるはずなんだけど‥‥。
機能はまだ横ばいだけど、体力は少しついているはず」
とのことでした。
酸素入れる前の昨日は膨らんで肩で息をしていたそうなのだけど、
今日面会行ったときは画像のように閉眼〜薄目という状態なものの
ボディーはスーッとしてて呼吸も落ちついてて、
「もっちぃ」って呼ぶと、
目力無いものの目をあけてくれたのですよー
更に夕方の電話で様子を聞くと、ちょっぴり啼いてたというお話で、
もっちぃ、面会行ったのわかってくれたのかなぁー
強制給餌を卒業しないことには戻ってこられない状態だけど、
その鍵を握るのが膵臓からの消化酵素‥‥
どうか機能が戻ってくれますように‥‥🙏🙏

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Happy Birthday ぽぽろちゃん!!
広島のRamonaさん宅で12年前の今日、誕生しました。



ヒナのときは、いつもひっくり返って仰臥位得意な子だったけど、
今はそれがトラウマなのかひっくり返されるのは大っ嫌いw
12歳たっても、未だにおてんば弾丸娘

タメ糞が特技なベビーフェイスばぁちゃん💕
先日もっちぃさん

G徳寺のインチョー先生が
「13歳かぁ‥‥サザナミはここからが謎」 と話されていました。
サザナミインコはちょうど14,5年前から飼育鳥としてブームになってきたそうで
老鳥としての症例が少なく、コザクラ達とも違う老いかたをしているとか。
普通でも謎な奴だもんね‥‥サザナミって💦
サザナミ飼いの皆さま
みんなで長生きの記録つくりましょう✨️

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今年最初の病院に連れて参りました。
っと言っても、新たにどこが悪いというのではなく、
2016年からず〜っと受診している不整脈の定期検診。
(もうそんなに通っている&投薬してるのね💦)
コロナ禍になって、受診しなくても隔月で薬だけ送ってもらえるシステムになったのですが、今月は受診月。
そんなわけで普通に連れて行ったわけですよ。
ちょっとここのところクチバシがよく伸びる伸びる
(前回は自然に折れた💦)

↑伸びます伸びます💦 しかも左目、白内障だ😭
触診して第一声「クチバシ切りましょうね」とトリミングして頂きました。
なんで伸びるのか尋ねると
「肝臓が悪い子がよく伸びるんだけど、この子の場合は咬合のせいじゃないかなぁ」と。
一時は60g振り切ってた
今は47.9gとセンセーにダイエットを命じられることもなく
無事診察終了か と思いきや‥‥

「アレ?これ、今日のだよね? 緑色便だね‥‥ なんか食べたかな?」
げげっ、ホントだ?!
「とりあえず解毒剤も10日分出しておくので今のお薬に混ぜてあげてください。
それと、これが始めの症状の場合、
今日明日で急に体調悪くなるかも知れないので
よく看てあげてください。」
‥‥。
えっ!今、病院に居て これから悪くなるかも知れないと告げられて連れて帰るってこわくね??と
心の中で悪態ついてたのはヒ・ミ・ツ💦
重金属中毒? いや、ドアtoドアじゃないけどケージtoプラケで余計なもの入れてないし‥‥
最近発作と白内障の関係で放鳥時もがっつり見張ってるし‥‥
???????
夕べ早くからペレット食べ尽くしてたけど
病院だから朝は少量しか食べさせなかったから
きっと絶食便よねっ(のわりには物体があるけど)と都合よく解釈して帰宅いたしました。

↑クチバシトリミングしてもらったよ
メチャメチャ心配だったのだけど、
緑色便は移動のプラケの中だけで
今のところ?よく食べてよく啼いて元気です。
今日はお留守番だったぽぽろたん


彼女も今年12歳。
いい歳ぶっこいて甘ったれすぎて
へっぽこ飼い主の姿が見えないとあまり食事を摂ってくれない‥‥という悩みはあるものの
元気に発情啼きしています。
へっぽこ飼い主もインコたちと同様、順調に劣化してますが💦💦💦
今年もよろしくお願いいたします!

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