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今日は、本来なら、ぴの様白内障の定期診察日でした。
せっかく取った予約枠なので、もっちぃ、ぽぽろの健診&るるぶぅの爪切りに行ってきました。
もっちぃもぽぽろも花丸貰って帰って来ましたYO。

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心音を聴いて貰っているもっちぃ。


まぁったく本当に‥‥
我が家の全ての病気やトラブルは、全部ぴの様が引き受けてくれていた気がします。

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2015年3月31日 本章からのつづき‥‥
ぴの様、入院後、直ぐネブライジング治療をするとのことでした。
ただ、ネブライジング治療がダメな子もいるので、その様子を帰宅後電話で聞いたところネブライジング治療自体は問題なく受けられたのですが、まだ苦しそうとのこと。明日は2回行うとのことでした。


翌日の4月1日 水曜は病院の休診日。
でも面会出来ないだけで、治療はもちろん続けてくれています。
ぴの様はネブライジング治療後、少し呼吸が落ち着いたので、その隙に点滴やら強制給餌やらを受けていたそうです。点滴はちょっといやがってたけど、強制給餌はうれしそうだったと‥‥
さすがです‥‥


そして入院2日目 運命の 4月2日 木曜日
11時30分に面会予約を取っています。

実は誤嚥性肺炎で旅立たせてしまったぴゅーの時も入院したのが病院の休診日の前日。
そして休診日をはさんだ次の日に面会予約をしていたのですが、朝病院から電話があり、ぴゅーの死の知らせをうけました。面会時間が亡骸の引き取りになってしまった経緯があるので生きた心地がしない二日間を過ごしていました。
でも、とりあえず朝、病院から哀しい電話がなかったので、胸を撫で下ろして‥‥
ぴのさま大好きなリンゴをイチョウ切りにして少し持っていきました。
病院から連絡なかったし、ちょっとは良くなってるかなーー♪と。


ICUに入ったままのぴの様‥‥

期待とは裏腹に‥‥

後ろを向いて、荒い呼吸をしていました。
呼びかけると、こっちを向いてくれるじゃないの。・゜・(ノД`)・゜・。
大きな口を開けて、しっかり仁王立ちして、呼吸をしています。


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血便もしていないし、足の色やクチバシの色も変わっていないので
やはり何かが詰まっていて、それさえ取れれば楽になると思うんだけど‥‥と。
休み明けで病院も混み合っているので、とりあえずリンゴを渡して
次回の面会の予約をして帰ることにしました。


桜が満開で、空も快晴で、本当に気持ちの良い日でした。

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でもね‥‥
入院したときより酷い開口呼吸をしているぴのをみて、

もうダメだかもしれない‥‥。
あんなに苦しそうなら‥‥ 
   小鳥にも尊厳死ってありかなぁ。。。

そんなことが脳裏をよぎってしまいます。

でも、ぴのが入院したと聞いて
お子さんふたり連れてお寺にお祈りに行ってくれた友人もいるんだしと
私も近くの神社にお参りして帰りました。



17時59分 病院から電話が!
さっき面会に行ったときに付き添ってくださった看護師さんからでした。

「ぴのちゃん、さらに呼吸が苦しそうになっているんです。
面会されるなら早いほうが‥‥
今日はかなり呼吸が危険なため触れられない状態で点滴も給餌も出来てないので、またリンゴを持ってきてください。さっき差し入れに持ってこられたリンゴ、なんと完食したんですよ。」と。


直ぐ飛んでいきたいけど、実は脳梗塞で認知症の父親を引き取っているので
ディサービスから帰宅している今は、置いていくわけにも行かずフットワークの重い私‥‥
さらに空腹だと何しでかすかわからないのでとりあえず夕食食べさせて、
父も連れて行くことにしました。(父は車の中でお留守番ですA^_^;;;)




19時40分
本当に昼間より本当に苦しそうな呼吸をしているぴの。
だけど、リンゴ入れたら、ひとくち食べるんですよー
でもさすがに呼吸が苦しいので、食べたいんだけど食べられないような‥‥

ぴのちゃんは諦めてない
もちろん、先生や私たちも!

そう看護師さんが言ってくれました。


このとき、昼間、尊厳死だなんだと諦めていた自分が
本当になんて奴なんだろうとぴのに申し訳なく思いました‥‥
前回の入院の時もぴのさまはヒヤヒヤさせたじゃない?!
もしかしたら、奇跡が起こるかも!


21時32分
寝支度でもしようかと思ってたところに電話が鳴りました。
先生からでした。


ぴのちゃん、今倒れました!! 
もう自力で呼吸出来ず、人工呼吸器付けています。 会われるなら早く!!」っと。



父を置いて飛んでいきたいのは山々‥‥
でも現実はそうはいきません。トイレだなんだと、モタモタヨロヨロの父‥‥


結局間にあわず‥‥


2015年4月2日 21時40分

ぴのさまは虹の橋に旅立ちました

享年6歳0ヶ月21日


診療室で説明を受けている間中、先生はぴのさまをずぅぅっと優しく撫でながら
ぴのさまにいろいろ話しかけてくれてるんです。
「今日は呼吸が激しかったから何にもしてあげられなかったんだよね‥‥」とか
「よくがんばったね」とか‥‥
そして「元気に帰してあげたかった‥‥」って。

私は間に合わなかったけど、一人で旅立たせたのではなく
いつもいつもぴの様を優しく診てくれていた先生に看取られて
息を引き取ったのでよかったなぁって心から思いました。

ぴのは、最期まで諦めなかったそうです。
そのうにも少しだけどペレットが入ってリンゴも食べて
自分から生きようとしていたそうです。

でも‥‥人工呼吸器をつけても肺が全然膨らまなかったそうです。
白内障も奥のほうまで真っ白だったそうです。
(死後の診察です)
ただ、先生が疑問に思っている感じだったのは
血便にもならなかったし、足にもクチバシにもチアノーゼを起こしていなかったので
いわゆる肺炎の症状がでていなかったような‥‥
そのアタリが解せない感じでした。



私は7年前、先代サザナミインコのぴゅーちゃんをお迎えしたときから、朝晩みんなの体重を測って記録しグラフにしているのですが、やはりこの1週間で急激に体重が落ち始めているのがわかります。

201503体重
※画像をクリックすると大きくなります

ちなみに昨年2014年3月と比較すると、ぴのだけかなり体重が減っているのですが、ぴのの体格からみたら今年の体重の方が理想なので、これは発情を制御出来ているせいだと思っていたんです。

201403体重
※画像をクリックすると大きくなります


やはり、彼女のカラダの中で何かが起こっていたんですね。。。
でも結局、本当の原因はわからないままぴのは逝ってしまいました。
クチバシにリンゴのかすを付けたまま。。。。



死因:新たな見解...
今日、また先生にあらためてぴの様の死因予想をお伺いすると、
昨日ブログに書いた誤嚥性肺炎ではなかったような見解でした。

女子は過発情が続くと骨格とか肺とかに石灰沈着が起こり徐々に呼吸器系にカルシウムが貯まって固まってしまう場合があるので、それが原因しているのではないか‥‥とのことでした。人間でいうところの肺腺維症みたいに肺の弾力性が失われて硬くなって呼吸不全に陥ると言うことでしょうね。


たしかにぴのさまは2013年に多骨性過骨症と診断されていたことを思い出しました!

また、5日にぴの様を荼毘に付したとき、お骨拾いをしたのですが、それはそれはまるで茹でる前の素麺のように細い骨でした。
とてもピンセットや箸でなんて持ったら折れてしまうので、指で拾ってあげたんです。
そのくらい骨がとてももろい状態でした。


入院前夜までエロエロ声で鳴いていたし‥‥
結局、趣味のエロエロマシンの行く末が今回の死だったということなのか‥‥
とはいえやはり、死に至る原因はきっとひとつではなく、換羽で体調崩していたこともあるだろうし、外因性白内障の痛みがストレスでもあったろうし‥‥
でも‥‥今回の哀しい出来事は事前に防げなかったのか‥‥と、そのことばかり考えてしまいます。


文鳥の寿命は、タマゴを産まなくなってから2-3年と、どこかのサイトで読みました。
ぴの様も前回のタマゴン事件から約3年。 これが彼女の寿命だったのでしょうか‥‥


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訃報を聞いて、鳥友のトンちゃん、まぁこちゃんから献花が!! 本当に本当にありがとう!!

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トンちゃんからは ピンクでまとめられた豪華なアレンジ


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まぁこちゃんからは鳥かごをイメージしたこれまたかわいいアレンジ


入院や症状悪化の連絡があるたびに、
お子さん達連れて何度もお寺にお祈りに行ってくれた友人がいて

こんなにステキなお花を贈ってくれた鳥友がいて
ぴのさまは、本当に小鳥の中でもかなり幸せ者だと、この時初めて涙がでました。

みんな、ホントにホントにありがとう!!



いつも傍にもっちぃがいて、鳥らしからぬポーズばかりとっていたぴのさま

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ぴの様命だったもっちぃにもぴの様の死はわかるようでした。


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出棺の時、ぴの様を見つめるもっちぃの背中が哀しみを増幅させました。


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あんなにぴの様をめぐって犬猿の仲だったふたりが今は‥‥


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るるぶぅは、空気読めない唯我独尊オトコなので‥‥
でもそれが逆に救いになりました。


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私の方が先に諦めてしまったこと‥‥
それが本当に、ぴのに申し訳なく思います。


エロエロ ドMぴのさまを、 
本当に今まで応援してくださってありがとうございました。

ぴの様は旅立ってしまったけど、
みなさまの心の片隅にでも、
こんな間抜けでどんくさいエロエロ娘がいたことを覚えていてくだされば幸いです。

そしてeroの代償が死であったことも‥‥



本当に長々と3章にわたり拙い記事を最後まで読んでいただきまして
ありがとうございました。 m(__)m


これからも
もっちぃ ぽぽろ るるぶぅ共々
Tori Rhythmをよろしくお願いいたします。。。





ぴの遺影



このぴの様の記録が、みなさまのかわいい小鳥さんの命を1羽でも多く救えますように‥‥






ぴのさまぁぁ。・゜・(ノД`)・゜・。
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